世界で最も人気のあるトレンドのひとつ「断食」。ミランダ・カーやジェニファーロペスなどのハリウッドセレブが実践したダイエット法ということで話題です。あなたの周りにも断食男子、断食女子がいるのでは?今回は断食のメリットや種類についてまとめました。
なんで断食をするの?
ダイエットの敵となる脂肪。それは人間が活動するためのエネルギーです。しかし、脂肪以外にもグリコーゲンというエネルギーがあり、身体はそちらを優先的に使用します。つまり、余分な脂肪を減らすためには、肝臓や筋肉、血液など全身の栄養を使い切ってからでないと体脂肪の燃焼効率が悪いのです。
断食は体脂肪燃焼以外にも効果あり
断食はダイエット以外にも身体に良い効果をもたらします。今回は最も有力な5つの効果をご紹介します。
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免疫機能の強化
身体が飢餓を感じると、生命の危機からホルモンや遺伝子など細胞レベルで強化、活性化される。
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ストレス耐性がつく
脳の栄養が糖から脂肪由来のケトン体へと変わることで精神が安定する。
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肌がきれいになる
食べ過ぎによって負担がかかっていた胃腸を休め、機能の回復から新陳代謝が活発化。また腸がきれいになることで自然と肌もきれいに。
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病気を和らげる、癒す
今まで内臓の活動や休息に使用されていたエネルギーが、病原菌と戦う免疫系や組織を再生するのに使われるため、手が回らなかった箇所の修復、ウイルスやがん細胞と戦う力が強化される。
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アレルギーが改善する
日々、食べ物から摂取している有毒な化学物質や重金属は、神経系・免疫系・内分泌系にダメージを与えている。それらの摂取量が減らせば、アレルギーだけでなく痴呆・てんかん・免疫不全などのリスクを減らすことができる。
断食の種類って?
・8時間ダイエット(16/8ダイエット)
正午12時と午後8時に食事をとり、毎日16時間の断食時間を設ける
・プチ断食(週末断食)
週に一度か二度、夕方から次の日の夕方までの24時間断食時間を設ける
・ゆる断食(5:2 Diet)
週のうちに二日間、食事を女性500kcal以内、男性600kcal以内の制限を設ける
どちらがいいの?断食の危険性は?
初めての断食にオススメなのは8時間ダイエットでしょう。16時間の断食中の半分近くは睡眠で過ぎてしまいます。午前中の食事を我慢するだけというのは、心理的なハードルも低いですね。
気をつけることは、断食をする期間です。長期にわたって断食をすると、体脂肪ではエネルギーの供給が間に合わなくなり、体内のたんぱく質、すなわち筋肉からエネルギーが奪われてします。2日以上の本断食は避けた方がいいでしょう。
断食ダイエットまとめ
基本的には自分のライフスタイルに合った、続けられるものを選びましょう。食べない時間を設けることが断食のメリットに繋がります。また、断食明けの食事は胃にやさしいものを選びましょう。断食を頑張ったカラダは吸収率が高まっている状態なので、健康的な食事をとりたいですね。